日本体操協会、宮田を再度聞き取りへ=第三者機関を設置
日本体操協会の藤田直志会長は9日、パリ五輪体操女子代表だった宮田笙子(19)=順大=が飲酒と喫煙を認めて大会前に代表を辞退した問題で、弁護士による第三者機関を設けて来週以降に改めて聞き取り調査を行う方針を明らかにした。
宮田は内部通報を受け、合宿地だったモナコから7月中旬に帰国。協会幹部による聞き取り調査では都内での喫煙と、強化拠点の宿泊施設での飲酒が1度ずつあったことを認めた。弁護士による聞き取り調査の内容次第では処分が下される可能性もあり、藤田氏は「事実関係を確認した上で、しかるべき対応を考えていく」と述べた。
また、体操男子の強化本部長を退任する意向を示していた水鳥寿思氏は、2028年ロサンゼルス五輪に向けて新体操やトランポリンを含めた選手の強化を統括する「ハイパフォーマンスディレクター」に就任することになった。新たな強化本部長は公募で選ぶ。
[時事通信社]
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