「巨大地震注意」で対応発表=避難誘導手順など確認―全国高校野球
第106回全国高校野球選手権大会の大会本部は8日、気象庁が「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表したことを受け、甲子園球場と協議し、巨大地震が発生し、津波警報が発令された場合の避難誘導の手順などについて確認した。
甲子園球場が定める手順によると、兵庫県西宮市で想定される津波は最大3.7メートルで、到達時間は2時間弱。「津波警報」が発令された場合は試合をすぐに中断するとともに、場内放送で待機を呼び掛け、緊急対策本部で避難誘導するかどうかを判断する。「大津波警報」が発令された場合は球場外に観客を避難誘導し、安全な地域(球場から北へ約1キロ)への避難を勧める。
甲子園球場では9日以降、試合前と試合中にアナウンスなどを通じ、南海トラフの「巨大地震注意」情報が発表されていることなどを観客に知らせるという。
[時事通信社]
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