2024-08-07 18:49政治

立民代表選、来月２３日投開票＝泉、枝野両氏が出馬意向

立憲民主党代表選に出馬意向の２氏

　立憲民主党は７日、国会内で両院議員総会を開き、９月末の泉健太代表（５０）の任期満了に伴う代表選を「９月７日告示、同２３日投開票」の日程で行うことを決めた。これまでに泉氏と枝野幸男前代表（６０）が出馬する意向を周辺に示している。次期衆院選での政権交代を目指しており、共産党との関係など野党連携の在り方が主な争点となる。
　代表選の候補としては、野田佳彦元首相（６７）、江田憲司元代表代行（６８）、馬淵澄夫元国土交通相（６３）、小川淳也前政調会長（５３）、重徳和彦衆院議員（５３）らの名前も挙がっている。日程は、自民党総裁選と近づけることで注目度を高めたいとの思惑から設定した。自民では投開票日を９月２０日か同２７日とする案が出ている。　
　泉氏は総会後、記者団に対して自身の出馬について明言を避けつつ、「日本に政権交代可能な政治をつくるために何ができるか考えてきたが、より一段とその思いが強くなっている」と強調。野田、江田両氏と国会内で相次いで会談した。枝野氏は新型コロナウイルス感染のため、総会を欠席した。
　代表選は衆参両院議員１３６人に加えて地方議員、一般党員らが投票権を持ち、立候補には国会議員２０人以上の推薦が必要となる。ポイント制で争われ、過半数を獲得すれば当選が決まる。最初の投票で過半数獲得者がいなければ決選投票を行う。次期代表の任期は２０２７年９月末まで。

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