東京女子医大、岩本理事長解任手続きへ=第三者委報告受け
東京女子医大(東京都新宿区)の岩本絹子理事長に対し、同大理事会が解任手続きを進める方針を固めたことが6日、関係者への取材で分かった。警視庁の家宅捜索を受けて設置された同大の第三者委員会は2日、岩本氏の経営責任を全面的に認める調査報告書を公表しており、これを受けたとみられる。
関係者によると、同大は5日、教職員への説明会を実施し、出席した理事全員が岩本氏に辞任を求めた。これに対し、岩本氏は「すぐには辞めない。弁護士に相談する」との趣旨の発言をした。丸義朗学長は引責辞任する意向を明かしたという。
理事会は近く、岩本氏の解任手続きに入る見通し。
第三者委の報告書は、同窓会組織「至誠会」などを巡り、岩本氏に「不正支出の疑いを生じさせる行為があった」と認定し、至誠会枠の推薦入試で同大が受験生側から寄付金を収受したことなども指摘。背景に岩本氏の「1強体制」があることを挙げ、「経営責任は極めて重い」と非難していた。
[時事通信社]
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