NY株、1000ドル超安=2年ぶり下げ幅―米景気懸念で
【ニューヨーク時事】週明け5日のニューヨーク株式相場は、米国の景気懸念が強まり、投資家心理が悪化する中、3営業日続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比1033.99ドル安の3万8703.27ドルで終了。下げ幅は2022年9月以来、約2年ぶりの大きさだった。一時1200ドル超下落する場面もあった。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は576.08ポイント安の1万6200.08で引けた。
2日発表の米雇用統計が低調な内容だったことから、景気に対する警戒感が急速に高まり、同日の米株式相場が急落。5日は東京市場で日経平均株価が史上最大の下げ幅を記録したほか、アジア、欧州市場も軟化し、株安が世界的に連鎖した。
[時事通信社]
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