サーキット・ブレーカー発動=取引中断も下げ止まらず―JPX
東証を運営する日本取引所グループ(JPX)は5日、日経平均先物などの売買を一時中断する「サーキット・ブレーカー」を発動した。しかし、円高進行や米国景気後退の懸念から株式を売り、安全資産とされる国債に資金を移す流れが強く、市場関係者は「株安を止められなかった」(外資系証券)とみている。
サーキット・ブレーカーは、相場が急変動した場合、取引を10分間停止して投資家に冷静な対応を促す措置。株価下落に乗じて売り崩しを狙う投機筋へのけん制も期待される。
5日は日経平均などの先物が規定の8%を超えて急落したため、午前と午後にサーキット・ブレーカーが発動された。しかし、日経平均は12%安で終わった。また、同日は長期金利の指標となる10年物国債利回りが0.75%と4月以来の水準に低下(債券価格は上昇)した。
[時事通信社]
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