2024-08-05 11:13企業

排ガス制御ソリューションのラボを開設=BASFカタリスト・インディア〔GNW〕

 【グローブニューズワイヤ】BASFエンバイロメンタル・カタリスト・アンド・メタル・ソリューションズ(BASF・ECMS)の子会社でインド自動車市場向け触媒プロバイダー、BASFカタリスト・インディア・プライベート・リミテッド(BASF・BCIL)は、同国南部タミルナド州の州都チェンナイのマヒンドラ・ワールド・シティにある自社施設に、新しい研究・開発・アプリケーション(RD&A)ラボを開設したことを発表した。この戦略的投資は、インドの自動車市場特有のニーズに合わせた排ガス制御触媒の開発に重点を置いている。ECMSのRD&A担当シニアバイスプレジデントであるサイード・アレラスール氏は「この新しいRD&Aラボにより、インド市場特有のニーズに機敏かつ柔軟に対応する市場固有の触媒配合開発が可能になる。今回の投資により、ECMSは燃料の多様化や排ガス規制の厳格化に伴う変化に顧客が対応できるよう支援し、将来の自動車技術をサポートする態勢を整える」と述べた。新しいラボの開設は、インドの自動車産業の発展と、圧縮天然ガス(CNG)や再生可能なバイオ燃料、水素のさらなる導入を含む燃料源の多様化に重点を置く同国政府の政策と合致する重要なステップである。〈GNW〉
 【注】この記事はグローブニューズワイヤ提供(9198678)。

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