坂井と東田、世界の壁=陸上〔五輪〕
ともに五輪初出場となった坂井と東田は、世界の壁にはね返された。日本選手権2連覇の坂井は得意のスタートで飛び出したものの、中盤で周りにかわされて失速。予選通過ラインに0秒01届かない10秒17にとどまり、「世界と戦うにはまだ実力不足だった」と潔かった。
東田は同組選手が不正スタートで失格となり、予選突破を意識したことで「雰囲気にのまれて、やりたかったことができなかった」。目標の10秒0台は出せなかった。
今後は400メートルリレーに備える。坂井は「チーム一丸となって金メダルを目指して、最高の状態をつくりたい」と切り替えた。(時事)
[時事通信社]
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