主砲の万波に一筋の光=不調受け入れ、打撃修正―プロ野球・日本ハム
苦しむ主砲に一筋の光が差し込んだ。打撃で悩む日本ハムの万波が、自身も納得の2ラン。「最高の結果だった」と笑みがこぼれた。
5点を追う四回、1死一塁から7月17日以来の一発となる2ランを左翼席にたたき込んだ。6―7の八回には同点適時打。後続の適時打で決勝点となるホームを踏んだ。
最近は原因不明の不振に陥っていた。「昨年から通して1番悪かったと思う。突然よく分からなくなってしまった」と言うほどの深刻な状態。解決の糸口をつかめず、直近3試合はスタメンを譲った。
先発から外すことを決めた新庄監督は、「冷静にさせようと思った。試合に出たいという気持ちにさせたかった」と説明。状況を受け入れた万波は、「納得した。投手と対戦しない間に、いい形にしようと修正してきた」と振り返る。
打撃フォームの映像を見返してグリップの握り方を変えた。「ちょっとずつヘッドが走るようになってきた」と手応えを取り戻した。4試合ぶりの先発出場で、復活の兆しが見えてきた。
[時事通信社]
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