NY株、610ドル安=米景気懸念で、今年最大の下落幅
【ニューヨーク時事】週末2日のニューヨーク株式相場は、低調な雇用統計を受けて米景気を巡る懸念が高まり、大幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比610.71ドル安の3万9737.26ドルで終了。下げ幅は今年最大で、900ドル超下落する場面もあった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は417.99ポイント安の1万6776.16で引けた。
朝方発表された7月の雇用統計は、景気動向を敏感に反映する非農業部門就業者数の伸びが市場予想を下回ったほか、失業率も悪化した。前日にはサプライ管理協会(ISM)の米製造業購買担当者景況指数(PMI)がさえない内容だったこともあり、米景気に対する懸念が一段と広がった。
[時事通信社]
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