「よく頑張った」とねぎらい=柔道女子、素根選手の地元―福岡・久留米〔五輪〕
柔道女子78キロ超級、素根輝選手(24)の地元の福岡県久留米市では2日、市内の総合スポーツセンターでパブリックビューイング(PV)が行われ、恩師の市立南筑高校柔道部の松尾浩一監督(51)や市民らが「頑張れ」と声援を送った。メダルには届かなかったが、松尾監督は「胸を張って故郷に戻ってきてほしい」とねぎらった。
PV会場には約250人が集まり、素根選手のイラストや名前が書かれたうちわを振って応援した。準々決勝で敗れると、「ああ」とため息。けがのため、敗者復活戦を棄権したことが伝わると残念そうに会場を後にした。
松尾監督は「棄権は残念だけど、よく頑張った。棄権の判断は本人が必要だと考えた結果だ」と話した。
[時事通信社]
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