善戦及ばず3連敗=ブラジルに屈して終戦―バスケット男子〔五輪〕
五輪史上最高の8強入りを目指した戦いが終わった。大黒柱の八村が1次リーグ第2戦のフランス戦で負傷。試合前日に離脱が決まった。ホーバス監督に「チームで勝とう。全員で穴を埋めよう」と送り出された日本男子。ブラジルの決定力の前にひれ伏すしかなかった。
3点シュートの応酬となった一戦。相手の勢いが落ちた第3クオーターに追い上げ、最終クオーター序盤には1点差まで迫ったが、リードは奪えず。最後も3点シュートを次々に許して、点差を広げられた。
1次リーグ突破には勝利が絶対条件だった。東京大会に続いての3戦全敗。それでも、前回銀メダルのフランスをあと一歩のところまで追い詰めるなど、チームとして存在感は示した。
渡辺雄が「世界に自分たちらしさを見せることはできた。世界と戦えると示してくれた監督の下でプレーできて幸せだった」と言えば、ホーバス監督も「世界のトップチームと戦える自信がついた。日本のバスケットはいい道を進んでいる」。パリ五輪の戦いは、明るい未来へ必ずつながる。 (時事)
[時事通信社]
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