米インテル、従業員15%削減=AIブーム乗れず、赤字続き
【シリコンバレー時事】米半導体大手インテルは1日、従業員の15%に当たる1万5000人を削減すると発表した。生成AI(人工知能)ブームに乗れず、同日発表の2024年4~6月期決算で2四半期連続の赤字を計上。設備投資を縮小し、10~12月期から配当も停止する。一連の財務改革で25年に100億ドル(約1兆5000億円)超を削減する。
インテルの純損益は16億1000万ドルの赤字(前年同期は14億8100万ドルの黒字)。売上高は、データセンターとAI向けが振るわず、前年同期比1%減の128億ドル。AI半導体で競合のエヌビディアなどに対する後れが鮮明になった。ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は「今年前半は厳しい戦いだった」と吐露した。
[時事通信社]
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