積極果敢に冷静に=シダマツ、メダルに前進―バドミントン〔五輪〕
女子ダブルスの志田、松山組が40分足らずで準決勝進出を決めた。相手は前回の対戦で敗れていたデンマークのペア。序盤から積極的に攻めて隙を見せなかった。「この相手にあまりいいイメージがなく不安だった。全てを懸けて戦えた」と、志田は納得の表情を浮かべた。
初めての五輪。決勝トーナメント初戦でも、2人は本来の動きを披露した。持ち味でもある速い展開に持ち込んで得点を重ねるだけでなく、相手の動きを見ながら空いたコースを狙う冷静さも。レシーブも工夫しながら優位に試合を運んだ。
前日には、所属先の池田監督から「怖いものはないから出し切りな」との助言を受けたという。この言葉が2人の背中を後押ししてくれた。
準決勝では、メダルを懸けて世界ランキング3位の若い中国ペアとぶつかる。「力を出し切れば結果はついてくる」と志田が言えば、松山も「自分たちらしくというのを一番に考えたい」。持ち味の攻撃的なバドミントンを貫くつもりだ。 (時事)
[時事通信社]
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