不当拘束助長を懸念=身柄交換「後味悪い」―人権団体
【ベルリン時事】国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは1日、米ロなどによる拘束者の大規模な身柄交換について声明を発表し、ロシア政府の不当拘束を助長しかねないと懸念を示した。殺人の加害者と政治犯を交換したことは「後味が悪い」と訴えた。
声明は、人権活動家らの解放を歓迎する一方、「プーチン(ロシア)大統領は、政治犯を明らかに交渉に利用している。さらなる政治的な逮捕や人権侵害につながる恐れがある」と警告した。
今回の身柄交換では、ベルリンで起きた殺人事件で有罪判決を受け終身刑に服していたロシア人工作員が釈放された。これに関し、ドイツ政府のヘーベシュトライト報道官は1日、「決定は容易ではなかった」と説明した。独紙によると、検察関係者の間で「失望感」が広がっているという。
[時事通信社]
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