健闘に「ありがとう」=柔道高山選手家族ら〔五輪〕
「ありがとうと伝えたい」。3位決定戦で惜しくも敗れた柔道女子78キロ級、高山莉加選手(29)。パリに駆け付けた家族らは1日、健闘に感謝の言葉を口にした。
高山選手にとって、パリ五輪はようやくつかんだチャンスだった。母まさ子さん(62)は「私たちが知らないところでもずっと努力してきた。『頑張ったね』は本人も悔しいと思う。『ありがとう』と伝えたい」と晴れやかな表情で話した。
父の秀徳さん(60)は「この場には一生来ることはないと思っていたが、娘のおかげで来ることができた。最後まで戦ってくれてありがとう」とたたえた。
高校時代を指導した鮫島将太朗さん(38)は「胸を張ってこれからを過ごしてほしい」と話した。
[時事通信社]
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