日本ハムの郡司、競り合いに終止符=プロ初の劇的アーチ―プロ野球
序盤から点を取り合い、迎えた6―6の九回1死。試合に終止符を打ったのは日本ハムの郡司だった。打球は快音を残して左中間席へ。「最高の気分。みんなに味わってもらいたいくらい」。両軍合わせてこの日7本目となった本塁打は、プロ5年目で初のサヨナラ打となった。
ヒーローとなったこの打席。郡司は一発を打てそうな予感をしていた。フルカウントとなってから3球連続ファウルで粘り、「球数を重ねていくうちに甘い球がくると思った」。タイミングもつかみ、9球目の真ん中付近にきた直球をフルスイング。狙い通りに運んだ。「たいしたもの。それで打つんだから」と新庄監督。大仕事をした26歳に目を丸くした。
6月下旬から7月上旬にかけて失速したチームは調子を取り戻し、3位をキープ。2日から首位ソフトバンクとの3連戦に臨む。お立ち台で郡司は「全部勝つくらいの勢いでやっていく」と高らかに宣言した。
[時事通信社]
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