司法取引で死刑回避=米同時テロ主犯格ら3人
【ニューヨーク時事】米国防総省は31日、2001年9月の同時テロの主犯格として殺人などの罪に問われているハリド・シェイク・モハメド被告(59)と共犯者の男2人が司法取引に応じたと発表した。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、有罪を認める代わりに死刑求刑を免れ、終身刑となる見通しだと報じた。
同紙によれば、担当検察官が遺族に宛てた書簡で「被告らは死刑の除外と引き換えに、(犠牲者約3000人に対する)殺人を含む訴追された全ての罪状で有罪を認めることに同意した」と明らかにした。同時テロに及んだ理由や役割について、遺族からの質問に答えることにも合意した。
モハメド被告らは早ければ来週にも公開の法廷で罪状認否に臨む。同紙によると、取引成立により、当初12~18カ月かかると予想された公判は開かれず、来年以降に開かれる簡易的な裁判に出廷する見込み。
[時事通信社]
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