米FRB、9月利下げ検討へ=インフレ鈍化「ある程度進展」―8会合連続で金利据え置き
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は31日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を8会合連続で据え置くことを決めた。パウエル議長は会合後の記者会見で、インフレ鈍化などが予想通りに進めば「9月会合で利下げが検討される可能性がある」と明言した。
FOMC声明では、インフレ率の2%目標に向けた低下で「ある程度の進展があった」と指摘。前回会合は「小幅な進展」としており、利下げ開始が近づいていることを示唆した。
政策金利は2001年以来の高さとなる年5.25~5.50%。昨年7月から約1年にわたってこの水準で維持される。決定は全会一致。
[時事通信社]
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