2024-07-30 23:16スポーツ

矢野、２打席連発＝三菱重工Ｅａｓｔ―都市対抗野球

１回、先制のソロ本塁打を放ち喜ぶ三菱重工Ｅａｓｔの矢野（左）＝３０日、東京ドーム

　三菱重工Ｅａｓｔの主将矢野が、２打席連発を含む４安打３打点。チームを初優勝に導いた。
　一回の先頭では「チームを勢いに乗せるスイングをしようと思った」。４球目を力強く振り抜くと、今大会初安打が先制本塁打に。三回１死でも右翼席にソロを突き刺した。１点差に迫られた五回にも、中前適時打を放って貴重な追加点。主導権を渡さなかった。
　決勝まで１０打数無安打。主将として、リードオフマンとしての重圧を背負って戦い続けた。この日が３０歳の誕生日。決勝まで矢野を先発で起用し続けた佐伯監督は「乗り越えてくれて最高の活躍をしてくれた」と賛辞を惜しまなかった。
［時事通信社］

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