中山、こだわった代名詞=「後悔残る大会」―スケートボード〔五輪〕
中山は自由演技のランを終えて3位。一発技で争うベストトリックは、板の前側の金具部分で手すりを滑る「フロントサイドKグラインド」にこだわり続けた。「自分の代名詞。パリ五輪でみんなに見せたかった」。5本とも失敗に終わり7位。観客に向かって両手を合わせ、頭を下げた。
昨年、鎖骨を2度骨折。けがの恐怖は残り、今でも「もう一回、折るんじゃないか」と不安がつきまとう。練習できない時期が続いて五輪代表争いでも出遅れたが、6月の予選シリーズ最終戦は最後で大技を成功。苦難を乗り越え、逆転でたどり着いた舞台だった。
東京五輪の銅に続くメダルには届かず、吉沢、赤間と一緒に表彰台に立つことはできなかった。「練習不足で後悔が残る大会だった。日本に帰ってすぐ練習したい」。19歳の向上心は尽きていない。 (時事)
[時事通信社]
最新ニュース
-
兵庫、思い乗せ力走=都道府県女子駅伝
-
共栄学園、最後はエース=チーム一丸、悲願の日本一―高校バレー
-
埼玉が4連勝=ラグビー・リーグワン
-
五島、「石川頑張れ」に感慨=都道府県女子駅伝
-
福島、松本組が優勝=バドミントン
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕