「やっと報われた」=阿部一二三の一問一答―柔道〔五輪〕
柔道男子66キロ級で五輪連覇を遂げた阿部一二三(パーク24)の一問一答は次の通り。
―連覇した。
最高。気持ち良かった。
―前回との違いは。
重圧は東京の時よりあった。この3年間は苦しい思いの方が多かった。自分のやってきたことは無駄じゃなかった。やっと報われた。
―試合中の心境。
妹が負けたように、ああいうことが起こる。そこで前に出られなくなったり、すくんでしまったりしたら駄目、と自分に言い聞かせた。
―詩選手の敗戦について。
ウオーミングアップ会場のモニターで見た。信じられなかったし、いろんな感情はあったけど、僕が金メダルを取らないで誰が取るんだと。妹の思いも背負って、最後まで戦い抜こうと覚悟を決めた。
―今後に向けて。
まずは次の3連覇。今回、詩が負けてしまってまた新しい目標ができた。兄としてはもう一度、同じ舞台に立って一緒に金メダルを取りたい。 (時事)
[時事通信社]
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