サッカー女子カナダ代表監督を除外 ドローン偵察問題で新証拠
【モントリオールAFP=時事】パリ五輪に出場しているサッカー女子カナダ代表のベブ・プリーストマン監督が25日、大会前にドローンを飛ばして対戦相手を偵察していた証拠が同国サッカー協会(CSA)によって見つかったとして、カナダオリンピック委員会(COC)から除外処分となった。≪写真は、サッカー女子カナダ代表のベブ・プリーストマン監督≫
チームはこの前日、アシスタントコーチのジャスミン・マンダー氏と分析官のジョーイ・ロンバルディ氏が、ニュージーランドの練習にドローンを飛ばしたとして帰国処分となっていた。
CSAのケビン・ブルー事務総長は、「2024年パリ五輪を控える中で、対戦相手に対するドローン使用に関する追加情報が、この24時間でもたられた」とし、「パリ五輪の残りの期間および先日発表した第三者による外部調査が完了するまで、カナダサッカー協会は女子チームのベブ・プリーストマン監督の職務停止を決定した」と説明した。
前回大会覇者のカナダは、25日に行われた1次リーグ・グループAの初戦で、ニュージーランドに2-1で勝利した。今回の問題でこの試合に帯同していなかったプリーストマン氏は、グループ2試合目となる28日のフランス戦で復帰するとみられていたが、CSAによる職務停止に続いて、COCから除外処分を受けた。
CSAによると、パリ五輪での残りの試合はアシスタントコーチのアンディ・スペンス氏が指揮を執るという。【翻訳編集AFPBBNews】
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