フィンランド近くの修道院参拝=ロシア・ベラルーシ首脳、2年連続
ロシアのプーチン大統領とベラルーシのルカシェンコ大統領は25日、フィンランドと国境を接するロシア北西部カレリア共和国を訪れ、湖に浮かぶ島のワラーム修道院を参拝した。共に「夏のひととき」を過ごし、関係の深さを誇示した。
両首脳が同修道院を訪問するのは昨年7月以来。国営ロシア通信は「信仰や祖国に命をささげた兵士のために祈る場所」と紹介しており、長期化するロシアのウクライナ侵攻が背景にあるもようだ。
プーチン氏はかつて、メドベージェフ前大統領やショイグ前国防相と個別に夏季休暇を楽しみ、結束をアピールしてきたが、2人とも安全保障会議の要職に転出。現場の陣頭指揮は退き、メディアで取り上げられることも少なくなった。
[時事通信社]
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