楽天の辰己、乱打戦で輝く=「暴れたい」先制ソロに決勝打―プロ野球球宴
全パが前夜のお返しとばかりに、絶え間なく快音を響かせた。第2戦も両チーム計44安打の乱打戦。16―10の勝利に導く殊勲の働きをしたのが、「オールスター仕様」の打撃と胸を張る楽天の辰己だった。
まずは二回。先頭で打席に入ると、浮いた4球目をたたき、右翼席に先制ソロをたたき込んだ。「普段はしないけど、大きな当たりを狙っていた」。これが打ち合いの口火となった。8―8の六回無死満塁の絶好機では積極的に初球を引っ張り、勝ち越しの右前打を放った。
今季はここまで86試合に出て、打率2割9分6厘と安定感がある。35打点は昨季残した自己最多の43を楽々と上回りそうなペース。5月下旬ごろから主に3番を任されるようになり、打線には欠かせない存在だ。
全パは1試合最多を更新する28安打をマーク。選び抜かれた選手らが並ぶ打線の中で、プロ6年目で初出場を果たした辰己も4打数3安打2打点に3得点、2四球。「暴れ回りたい」と話していた27歳が輝きを放った。
[時事通信社]
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