「イスラエル除外」は通らず=パレスチナがIOCに要望―パリ五輪
【パリ時事】パリ五輪の開幕が迫る中、パレスチナが自国との紛争を理由にイスラエルの除外を求めたが、国際オリンピック委員会(IOC)などに却下された。24日までにAFP通信が伝えた。IOCのバッハ会長は23日にパリで行われた記者会見で「政治の世界とは異なり、両国の五輪委員会は平和的に共存している。われわれの立場は明確だ」と主張した。
フランスのマクロン大統領も地元テレビ局のインタビューで「両国の選手が自分の国旗の下で参加を認められるべきだ」と述べた。
パレスチナは、イスラエルがガザ地区での爆撃を続けていることは国連総会による休戦決議に違反しているとし、大会からの除外を求めていた。
[時事通信社]
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