2024-07-23 15:43社会

8~10月、全国的な高温続く=熱中症に警戒―気象庁

気象庁=東京都港区

 気象庁は23日、8~10月の3カ月予報を発表した。平均気温は全国的に平年より高く、熱中症に警戒が必要。前線の影響を受けやすい時期があるため、雨量は東・西日本の太平洋側と沖縄・奄美が平年並みか平年より多く、北日本(北海道・東北)や東・西日本の日本海側はほぼ平年並みの見込み。
 太平洋赤道域東部(南米沖)の海面水温が平年を下回るラニーニャ現象が発生する可能性が高いため、太平洋熱帯域西部とインド洋熱帯域の海面水温が高くなる。積乱雲の発生が多くなり、太平洋高気圧が日本の南東で強くなることから、暖かい空気に覆われやすくなる。
 【8月】北日本は天気が数日周期で変わる。東・西日本と沖縄・奄美は晴れの日が平年同様に多い。
 【9月】西日本日本海側と北・東日本は天気が数日周期で変わる。西日本太平洋側と沖縄・奄美は晴れの日が平年同様に多い。
 【10月】全国的に天気が数日周期で変わるが、西日本日本海側は平年同様晴れの日が多く、東・西日本の太平洋側と沖縄・奄美は平年より晴れの日が少ない。 
[時事通信社]

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