2024-07-23 09:43スポーツ

尾県団長、辞退の判断「尊重する」=体操宮田の飲酒、喫煙で―パリ五輪

シャルル・ドゴール空港に到着し、取材に応じる日本選手団の尾県貢団長=22日、パリ郊外

 【パリ時事】パリ五輪に臨む日本選手団の尾県貢団長が22日、パリ郊外のシャルル・ドゴール空港到着後に取材に応じ、体操女子主将の宮田笙子選手(19)=順大=が飲酒、喫煙を認めて代表を辞退した問題について、「ルールを守ることはアスリート、社会人としても当然のこと。(辞退は)厳しいという評価もあるが、私たちとしては尊重している」と述べた。 
 今回は欠員補充ができず、女子は4人で臨むことになる。尾県団長は残された選手の心のケアについて触れ、「(専門家の)ウェルフェアオフィサーもいる。必要なサポートをしていきたい」。宮田選手については「次の五輪を目指してもう一度頑張ってもらいたい気持ちが強い」と話した。
[時事通信社]

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