植中、帰省予定から渡仏=「ゴール前で違いを」―パリ五輪・サッカー男子
【ボルドー(フランス)時事】パリ五輪に臨むサッカー男子のU23(23歳以下)日本代表で22日、バックアップメンバーのMF植中朝日(横浜M)らが新たに練習に加わった。ルールが緩和され出場する可能性が高まったことから、クラブ事情で不参加となったMF佐野航大(NECナイメヘン)に代わって選ばれた植中は、「もともとはなかったチャンス。チームのためにという気持ちが強い」と意気込んだ。
横浜Mでは最前線や中盤の前目をこなすストライカー。3月の親善試合で代表入りしたが、五輪出場を決めたU23アジア杯は選外だった。「ここにいるのが不思議」と率直に思いを明かした。
J1が中断期間に入ることから、北九州市の実家に帰省する予定だった。母親に報告すると最初は信じてもらえなかったという。
それでも既に気持ちは高まっており、シュート練習では鋭いキックを連発。「ゴール前で違いを出せるのが特長。前面に出してプレーしたい」
日本は24日午後7時(日本時間25日午前2時)から1次リーグD組初戦でパラグアイと対戦する。
[時事通信社]
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