2024-07-22 22:29スポーツ

日韓代表OBが熱戦=エスコンにスター集結―野球

プロ野球OBの日韓戦で力投する日本先発の上原浩治さん=22日、エスコンF

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)などの国際大会で活躍した日本と韓国の元選手による対抗戦が22日、エスコンフィールド北海道で行われた。「日韓ドリームプレーヤーズゲーム」と銘打って開催され、かつてのライバルが熱戦を繰り広げた。
 試合の演出や応援は公式戦さながらで、2万9192人が声援を送った。日本代表監督として2021年東京五輪を制した稲葉篤紀さん(現日本ハム2軍監督)は「切磋琢磨(せっさたくま)してきた相手とこうやって戦えるのはありがたい」と笑顔。一回には適時打を放って歓声を浴びた。
 日本が2連覇した09年WBCでは決勝を含む5試合で対戦するなど、しのぎを削った両チーム。巨人や米大リーグで活躍し、この日は日本の先発投手を務めた上原浩治さんは現役当時を懐かしみ、「(韓国は)日本に対してすごい力を発揮する。それに負けないようにやっていた」と話した。
 監督は、ともに09年WBCで指揮を執った日本の原辰徳さん、韓国の金寅植さんが務めた。試合は7イニング制で行われ、日本が10―6で勝利。日本ハムや阪神などでプレーした糸井嘉男さんが六回に逆転3ランを放った。 
[時事通信社]

プロ野球OBの日韓戦を終えて、記念撮影する元選手ら=22日、エスコンF
プロ野球OBの日韓戦の6回、逆転の3点本塁打を放つ日本の糸井嘉男さん=22日、エスコンF
プロ野球OBの日韓戦の1回、適時打を放ち、喜ぶ日本の稲葉篤紀さん=22日、エスコンF

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