実り多かった前哨戦=恩塚監督「見極めできた」―バスケット日本女子
【ランス(フランス)時事】パリ五輪に出場するバスケットボール女子の日本代表は21日、ベルギー代表とフランスのランスで国際強化試合を行い、65―75で敗れた。五輪の1次リーグC組最終戦で当たるライバルとの前哨戦。恩塚監督は「この試合で、何が有効なのか見極めることができた」と振り返った。
本番のベルギー戦は決勝トーナメント進出を決める一戦となることが確実。相手を分析する上で、直前に対戦した意義は大きい。指揮官は「ベルギーに関しては、だいたいのスカウティングはできたのではないかと思っている」と語る。
ベルギーは2021年東京五輪の準々決勝で日本に敗れてから、昨年の欧州選手権を制するまで成長したチーム。前回大会を知る主将の林(富士通)は「数倍も強くなっていると感じたが、足を使えば戦えるところもあった」。司令塔の町田(同)も「自分たちのバスケットにフォーカスすれば、全然勝てない相手ではない」と印象を語った。実際に顔を合わせた選手たちにとっても、収穫の多い一戦となった。
[時事通信社]
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