川崎、貫いた平常心=沈着冷静「自分との勝負」―大東建託女子ゴルフ
壮絶なバーディー合戦の中でも川崎の心は揺れなかった。「スコアを考えず、いかに目の前の一打に集中できるかだと思っていた」
同組の三ケ島と通算23アンダーで並び、迎えたバックナイン。13番で6メートルのフックラインを沈め、「これが大きかった」。その相手は重圧に耐え切れないように崩れ始める。川崎は15番から3連続バーディーを奪って突き放した。
6月後半の2試合は、順位やスコアに意識が向き過ぎて最終日に失速した。「崩してしまうのは、考え方が違うから」と反省。今週は「自分との勝負」と、繰り返し言い聞かせた。優勝を確信したのは最終18番のパーパットを打つ前だったという。
試合のない週を挟み、2連勝で通算4勝目。2勝目から3勝目までは2年近くを要しており、優勝後の気構えについて「ふわふわせず、気持ちの切り替えができるようになってきた」と、成長を実感している。
自身初のシーズン3勝への期待も膨らむが、「優勝を目標に頑張るよりも、目の前のことをこつこつ、という方が自分に合っている」。21歳はしっかり地に足を着けていた。
[時事通信社]
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