腕さする山田「違い出す」=バックアップで合流―パリ五輪・サッカー男子
【ボルドー(フランス)時事】パリ五輪に出場するサッカー男子のU23(23歳以下)日本代表で、バックアップメンバーのMF山田楓喜(東京V)が合流早々から精力的に体を動かした。18人の登録メンバーからは外れたが、ルールが緩和され、出場しやすい状況になった。20日の練習後、「初戦から出るつもりでいるし、チームを勝たせる準備はできている」と意気込んだ。
五輪切符を勝ち取った4~5月のU23アジア杯では決勝で価値ある決勝点を奪うなど活躍したが、帰国後は心身ともに疲労が抜けず、約2週間休養。「頭からサッカーを消していた」。体を動かさず、試合を見ることもなくリフレッシュに努めた。
日本協会の公式ユーチューブでライブ配信されたメンバー発表会見は見なかったが、フランスに呼ばれる予感はあったという。「入れ替えるなら自分やと思っていた」
状態に不安はなく、セットプレーでの「一発」を持っている左足にかかる期待は大きい。「違いを出せるかなと思う」。大舞台でも頼もしい姿を見せるか。
[時事通信社]
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