鹿島の濃野、鮮やか決勝弾=失点取り返す一撃―Jリーグ
ホームで強い鹿島は、新人DFが躍動した。右サイドバックの濃野が7試合ぶりの得点。1―1の後半2分、相手がクリアしたこぼれ球に左足を迷わず振り抜き、勝ち越し点をもたらした。決勝点となったシュートに「ゴールに入ると信じて足を振った。得点になってうれしい」と笑みをこぼした。
前半終了間際には、ボールを持った相手にスライディングしたが、うまくかわされて同点弾を許した。「取り返したいという気持ちだった。ゴールという形でチームを救えたのでよかった」と、胸をなで下ろした。
チームは前節の横浜M戦で4失点の大敗。嫌な流れを断ち切って勝利を収め、3位に浮上した。「この試合は大きな意味を持っていたと思う。勝ちを続けていくことが優勝争いには大事になってくる」と濃野。1年目ながら自覚は十分だ。
[時事通信社]
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