2024-07-20 22:31スポーツ

小園、殊勲の犠飛=プロ野球・広島

延長11回、先制の犠飛を放った小園(左から2人目)を迎える広島の新井監督(同4人目)ら=20日、甲子園

 広島は小園の犠飛で息詰まる投手戦にけりをつけた。0―0で迎えた延長十一回、四球や敵失などで築いた無死満塁で打席へ。2球で追い込まれたが、「振りにいって、何とか事を起こせたらいい」。見送ればボールになりそうな高めの直球を中堅まで運んだ。虎の子の1点をもぎ取り、「いいところに飛んでくれてよかった」と一息ついた。
 直後の三塁守備では先頭打者の三遊間への痛烈な打球を好捕し、ピンチの芽を摘んだ。3戦連続の零封と奮闘した投手陣にも報い、「投手陣の粘りで勝てた。(前半戦は)ラスト1試合だが、打って勝てるように頑張りたい」と力を込めた。 
[時事通信社]

延長11回、小園の犠飛で三塁から先制の生還を果たす広島・代走の大盛(左)。阪神の捕手は梅野=20日、甲子園

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