人もボールも動いて縦へ=横浜M、劇薬効果も―Jリーグ
横浜Mは前節、鹿島相手に4ゴールを奪う勝利を挙げながら、キューウェル前監督の解任を断行。「動きの部分で自由を与えた。新しく特別なことは言っていない」。暫定で指揮を執ったハッチンソン新監督はそう振り返ったが、劇薬が首位町田戦でいきなり効いた。
内側に絞ったサイドバックを軸に、ボールも人もよく動いて相手をかく乱。球さばきのいい喜田と渡辺皓の2人も潤滑油となった。序盤から圧倒すると前半33分にPKで先制。10分後には何度も崩していた左サイドから天野が追加点を決めた。
強化責任者も務める中山社長は、監督交代に関し「生き生きとしたアタッキングフットボールが見えたかというと、そうではないサッカーがあった」と説明。ポステコグルー元監督の下でコーチ経験もある新監督は、ボールのタッチ数を減らし、恐れず縦パスを入れることを練習で強調した。
悪夢の4連敗から一転、上位に2連勝して中断期間へ。「マリノスらしさが戻ってきたところもあると思うので、これを続けていきたい」と天野。ACL出場圏に下方修正した新たな目標に向けて、巻き返しを図る。
[時事通信社]
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