攻撃的打順が奏功=固定の上位打線で4得点―プロ野球・巨人
巨人打線に、つながりが生まれている。上位がきっちり好機を生かし、六回までに4得点。主導権を握って1点差で逃げ切った。
一回、先頭の丸が四球を選び、吉川の中前打で無死一、三塁。ヘルナンデスの内野ゴロで難なく先制した。三回2死満塁の好機では、5番の大城卓が打席へ。「四球を嫌がって、ゾーン内に投げてくると思った」。狙い澄まして直球をたたき、右前に2点適時打を運んだ。
阿部監督はより攻撃的な打線を組むため、最近は守備位置を変えてでも打順の固定を優先している。6月27日のDeNA戦から1~5番は同じ並びで、大城卓は捕手と一塁で起用。4番の岡本和は一塁、三塁、左翼と忙しい。そのかいあって7月上旬に7連勝するなど、チームは勢いを増している。
今季の球界は投高打低の傾向が強い。大城卓は本職の捕手での出場が減ったが、「(5番は)得点圏で回ってくることが多いので、もっと打ちたい」と意気込む。混戦のセ・リーグで、高い得点力は大きな武器になるだろう。
[時事通信社]
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