男子は8強、女子は頂点に挑戦=「史上最強」のバスケットボール―パリ五輪・競技別展望
【バスケットボール】日本男子は開催国枠を除いては48年ぶりの出場。ホーバス監督の下、初のベスト8入りを目標に掲げる。
八村塁、渡辺雄太、富樫勇樹ら「史上最強」の編成で臨んだ2021年東京五輪は3戦全敗。今回は東京のメンバーに米プロ協会(NBA)挑戦が決まった河村勇輝、富永啓生ら若手を融合させて挑む。23年ワールドカップ優勝のドイツ、東京五輪銀のフランス、ブラジルと強豪ぞろいの1次リーグを突破するには、最低でも1勝が必要だ。
注目は今大会もジェームズ、カリーらNBAのスターを集めた米国で、5連覇を目指す。
日本女子は走り勝つバスケットで、銀メダルと躍進した東京五輪超えを目指す。最大の強敵が五輪7連覇中の米国。前回の決勝で敗れた女王とは1次リーグ初戦で激突。いきなりの大一番で進化した姿を見せたい。
◇男女とも混戦
【バスケットボール3人制】初採用となった東京大会に続く実施で、日本勢は男女ともに出場を逃した。男子は初代王者ラトビアや米国、セルビアが金候補。女子は連覇を狙う米国を、開催国フランスや中国が追う構図だ。
◇1次リーグ突破狙う
【ホッケー】日本は6大会連続となる女子のみが出場し、東京五輪は全敗だった1次リーグの突破を目指す。中国や格下のフランスから白星を奪いたい。男女ともオランダが強豪で、女子は連覇が懸かる。
◇1世紀ぶりメダル挑戦
【馬術】総合馬術には東京五輪で個人4位の戸本一真らが出場。馬術では1932年ロサンゼルス五輪金の西竹一以来のメダルを狙う。日本勢はベテランが健在で、総合馬術の大岩義明、障害飛越の杉谷泰造はともに48歳で開幕を迎える。2大会ぶりに代表入りした杉谷は、夏季で日本選手最多の7度目の五輪出場となる。
◇実力者の吉岡に注目
【射撃】男子ラピッドファイアピストルの吉岡大に注目。初出場した東京五輪は8位、昨年の世界選手権は4位と躍進した。女子エアライフルは20歳の野畑美咲が伸び盛り。クレー射撃の日本勢は出場を逃した。
[時事通信社]
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