円急伸、一時156円台前半=日銀利上げ思惑で―欧米市場
【ロンドン、ニューヨーク時事】17日の欧米外国為替市場の円相場は、日銀の利上げを巡る思惑から円買い・ドル売りが加速し、一時1ドル=156円10銭台と、約1カ月ぶりの高値に急伸した。ニューヨーク市場の午前9時40分現在は156円10~20銭と、前日午後5時比2円16銭の大幅な円高・ドル安。
河野太郎デジタル相が、円安是正には日銀の利上げが必要だと発言したとする米ブルームバーグ通信の報道をきっかけに円買い・ドル売りが拡大。トランプ前米大統領が同通信とのインタビューでドル高をけん制していたことも伝わり、ドルを一段と圧迫した。
最近の米経済指標や連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を背景に、FRBが9月に利下げを始めるとの観測が広がったこともドル売りを促している。市場では日本政府・日銀による為替介入を疑う声も聞かれたが、邦銀筋は「ドルは対ポンドやユーロでも下げており、ドル売り要因が大きい」と指摘した。
[時事通信社]
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