中日、雨中の先制攻撃=一回2死から3得点―プロ野球
雨が降る中で始まった試合で、中日が鮮やかな先制攻撃を見せた。
一回。2死走者なしから打線がつながった。カリステがフルカウントから内野安打で出塁すると、4番福永は初球の外角速球を右翼ポール際に運ぶ先制の3号2ラン。持ち味の逆方向への一打を「入るとは思わなかった。先制できてよかった」と振り返った。
続く細川も初球から積極的にバットを振る。甘く入ったスライダーを豪快に引っ張り、雨がっぱを身に着けた中日ファンが陣取る左翼席にたたき込む11号ソロ。14日は2得点、15日には1得点に終わり、連敗を喫した鬱憤(うっぷん)を晴らすような攻撃だった。
降雨コールドの可能性がある試合で、一回の3点は大きい。ヤクルトは二回裏の攻撃で先発投手の山野に打順が回ると、代打を送った。試合の主導権を引き寄せる価値ある2者連続本塁打となった。
[時事通信社]
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