感動は時代を超えて＝甲子園球場１００年（１）
阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）は８月１日に開場１００周年を迎える。日本初の多目的スタジアムは高校野球の「聖地」として知られ、プロ野球でも阪神タイガースの本拠地として数々の熱戦が繰り広げられた。高校、プロそれぞれの印象深い試合を振り返り、かつて球場長を務めた阪神の粟井一夫球団社長にその魅力を語ってもらった。
◇甲子園球場の歩み
１９２４ 「甲子園大運動場」開場
〃 外壁にツタ植栽
２６ 阪神電鉄の甲子園駅常設に
２９ アルプススタンド建設
３１ アルプススタンドにも鉄傘
３４ 中堅にスコアボード完成
３６ 外野スタンド改修
３８ スキージャンプ大会開催
４３ 大鉄傘の供出工事開始
４５ 球場周辺爆撃、進駐軍が球場接収
４７ グラウンドとスタンドの接収解除
〃 ラッキーゾーン登場
５１ 大鉄傘が銀傘として復活
５４ 接収が完全解除
５６ ナイター設備完成
６４ 阪神甲子園球場に名称変更
７９ 外野席の改良完成
８２ 銀傘がアルミ合金傘にふき替え
〃 外野芝生の二毛作に成功
８４ 電光式のスコアボード完成
８８ ラッキーゾーン ２．５メートル後退
９１ ラッキーゾーン撤去
９３ スコアボードをカラー化
９５ 阪神淡路大震災で一部破損
２００７ リニューアル工事始まる
０９ 銀傘がガルバリウム鋼板製に
１０ 工事完了。甲子園歴史館開館
１９ メインビジョンが完成
２２ 球場内照明をＬＥＤ化
２４ 開場１００周年。
［時事通信社］
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