東京株、1033円安=過熱感強まる、半導体株に売り
12日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に反落した。連日で史上最高値を更新するなど最近の株価上昇ペースが急速だったことを受け、相場の過熱感が意識され、半導体関連など大型株を中心に利益確定売りが出た。終値は前日比1033円34銭安の4万1190円68銭。
11日の米国市場で、株価指数の上昇をけん引してきたハイテク株が大きく値を下げた。東京市場でも朝から半導体株や電子部品株に売りが出て、日経平均を大きく押し下げた。外国為替相場が円高に振れたことを背景に、電機など輸出企業の業績拡大期待が後退したことも下げ幅拡大につながった。
[時事通信社]
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