イベント大手、改めて無罪主張=五輪談合、12月判決―東京地裁
東京五輪・パラリンピックを巡る談合事件で、独禁法違反(不当な取引制限)罪に問われたイベント大手「セレスポ」と、同社元専務の鎌田義次被告(61)の公判が12日、東京地裁(安永健次裁判長)であり、弁護側は最終弁論で改めて無罪を主張した。判決期日は12月18日に指定された。
弁護側は入札について他社との合意はなかったとし、「受注事業者間の意思連絡がない限り談合にはならない」と訴えた。最終意見陳述で鎌田被告は「事実をしっかり精査した上で判断してもらいたい」と述べた。
検察側はセレスポに罰金2億8000万円、同被告に懲役1年10月を求刑している。
[時事通信社]
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