多嚢胞性卵巣症候群の女性に対する無作為化臨床試験を実施〔GNW〕
【グローブニューズワイヤ】ホルモン剤を使わない不妊治療技術であるCAPA-IVM(二相性体外成熟)の権利を持つ米ラビマ・ファティリティによると、多嚢胞(のうほう)性卵巣症候群(PCOS)の女性に対するCAPA-IVM法を用いたFSHフリーとFSHプライミングによる不妊治療の無作為化比較試験が、ベトナム・ホーチミン市の三次IVFセンターで実施された。2023年1月から同年6月の間に、120人の女性が無作為化された。適格参加者は、PCOSの18~37歳の女性だった。書面によるインフォームドコンセントを提供した後、参加者はFSHプライミングの有無にかかわらずCAPA-IVMを受けるよう、無作為化(1:1)が行われた。FSHプライミング群の参加者は、卵子採取前に2日間の遺伝子組み換え型FSH(rFSH)注射を受け、非FSH群にはrFSHは投与されなかった。採取された卵丘卵母細胞複合体はすべてCAPA-IVMを受けた。成熟した卵母細胞はICSI手順で受精し、胚盤胞期まで培養された後、ガラス化が行われた。参加者は凍結置換周期中に1回の胚盤胞移植を受けた。主要評価項目は成熟卵母細胞の数であった。〈GNW〉
【注】この記事はグローブニューズワイヤ提供(1000971161)。
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