東京株、一時1000円超安=円高や高値警戒、利益確定売り優勢
12日午前の東京株式市場で、日経平均株価の下げ幅が一時前日比1000円を超えた。最近の急ピッチな上昇を受け、高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。日経平均の値動きへの影響が大きい半導体関連株のほか、円高に振れたことを嫌気し自動車などの輸出関連株が売られた。日経平均の午前の終値は835円10銭安の4万1388円92銭。
11日の米国市場では、株高を主導してきた米半導体大手エヌビディア株が大幅に値下がりした。この流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体関連株が急落。連騰による相場の過熱感から半導体以外の業種にも売りが出て、日経平均は下げ幅を拡大した。
[時事通信社]
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