ガザ停戦協議、対立続く=イスラエル首相は態度硬化―エジプト当局
【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザで交戦を続けるイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉で、仲介国エジプトの当局者は11日、イスラエル軍のガザ完全撤退などに関し依然として対立が続いていると語った。ロイター通信が伝えた。交渉は継続中とみられるが、溝が埋まるかは不透明だ。
イスラエルのメディアによれば、ネタニヤフ首相は11日、ガザとエジプトの境界にある検問所や緩衝地帯「フィラデルフィ回廊」について、イスラエルが管理を続ける考えを示した。ハマスの武器密輸を阻止する狙いというが、イスラエルの完全撤退を求めるハマスにとっては受け入れ難い条件だ。
米ネットメディア「アクシオス」は、「ネタニヤフ首相が態度を硬化させた」と指摘した。交渉に参加するイスラエル当局者は、軍事的に弱体化したハマスから譲歩を引き出すため強硬な態度を取っていると説明しつつ、「交渉が崩壊する危険がある」と述べた。
[時事通信社]
最新ニュース
-
上にいないと始まらない=やっぱり勝つこと―ゴルフ・松山英樹インタビュー
-
輝き取り戻した一年=松山、新たな章へ―男子ゴルフ
-
トルコ外相がシリア訪問=指導者と会談、支援鮮明
-
大阪・四條畷市長選で電子投票=全国で8年ぶり、開票省力化
-
上皇さま、91歳に=国内外の動向に関心
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕