「再発防止、信頼回復に努める」=顧客情報の違法共有で―早乙女三菱UFJ銀副頭取
三菱UFJ銀行の早乙女実副頭取(西日本駐在)は11日までに、時事通信のインタビューに応じた。同行が系列の証券会社2社と非公開の顧客情報を違法に共有していたなどとして、金融庁から業務改善命令を受けたことについて、早乙女氏は「心からおわびする。再発防止に取り組み、信頼回復に努めたい」と語った。
早乙女氏は、法令違反が起きた背景として「内部管理体制が不十分だった」と説明。社内での研修や勉強会を強化する考えを強調した。
このほか、日銀の金融政策修正で金利上昇が見込まれることを見据え、企業向けの貸し出しについて、「(企業の)資金調達コストが上昇するので、金利支払い能力を蓄えられるような支援をする」と述べた。
個人顧客向けでは「資産運用の位置付けが高まるので、運用の商品サービス(の質を)を高めたり、ラインアップを拡充したりする」とした。
2025年大阪・関西万博で出展する三菱グループのパビリオン「三菱未来館」については、「工事は順調に進んでいる」と述べた。当初予定よりも1カ月早く9月には完成するという。
[時事通信社]
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