イングランド、悲願へ王手=ロスタイム弾で劇的勝利―サッカー欧州選手権
イングランドが悲願の初タイトルに王手をかけた。劇的な決勝点を決めたのは途中出場のワトキンス。後半ロスタイムに角度のない位置から鋭いシュートを突き刺し、「言葉が出ない。全てを味わいたくて、ピッチから離れたくなかった」。試合終了の笛が鳴ると、殊勲のストライカーを中心に歓喜の輪ができた。
前半7分に自陣でボールを奪われるミスから失点。出はなをくじかれながらも冷静さを失わず、すぐに立て直した。同18分にケーンのPKで同点とすると、以降は圧倒的にボールを支配。疲れの見えた後半はこう着状態が続いたものの、主砲ケーンらを下げるサウスゲート監督の思い切った交代策も功を奏し、途中出場の選手たちが勝利を手繰り寄せた。
ここまで低調な試合内容を繰り返しながら、粘り強く接戦を物にしてきた。PK戦で敗れた前回大会決勝の悔しさを晴らすべく、頂上決戦で挑むのは今大会最高のチームと名高いスペイン。劣勢が予想されるが、ベリンガムは「一発勝負では何が起こるか分からない」と番狂わせに自信を見せた。(ドルトムント時事)
[時事通信社]
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