強いオスタペンコ=四大大会2勝目の好機―ウィンブルドンテニス
女子シングルスでオスタペンコが8強入り。ここまで4試合で計15ゲームしか落とさない好調ぶりで、「いい試合を重ねているので、続けたい」と満足そうに言った。
4回戦で、最近は芝のコートで圧倒的な成績を挙げていたプチンツェワ(カザフスタン)に快勝した。球に触らせない決定打(ウィナー)は相手の3倍超の29本。ミスを恐れず強打できており、素早いフットワークも光る。第2セットは第5、第7ゲームでブレークのピンチを迎えながら、安定したラリーでしのいだ。「自分のやるべきことができている」と手応え十分だ。
20歳だった2017年に全仏オープンで四大大会初制覇。一躍トップ選手の仲間入りを果たしたが、その後は大きな結果が出ていない。ウィンブルドンは14年にジュニアで優勝した「大好きな場所」。今大会は既に第1、第2シードが敗退。実績のあるオスタペンコが、再びビッグタイトルを手にする好機が訪れている。(ウィンブルドン時事)
[時事通信社]
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