試練乗り越えた王者=アルカラス、際立つ勝負強さ―ウィンブルドンテニス
アルカラスが試練を乗り越えた。セットカウント1―2からの第4セットはタイブレークへ。絶対に落とせない勝負どころでスイッチが入った。
左右の揺さぶりに強靱(きょうじん)なフットワークで追い付く。「自分に『頑張れ』と言い聞かせていた」。強打を立て続けに打ち込み、5連続ポイント。第5セットに持ち込み、完全に主導権を握った。疲れの見えた相手の高速サーブにきっちり対応し、2度ブレークして競り勝った。
2年前の全米オープン準決勝でもティアフォーをフルセットの末に退け、四大大会初制覇につなげた。3時間50分に及ぶ激闘を制し、2人はネットを挟んで抱擁。連覇を目指す王者は拍手喝采を浴びながら、コートの真ん中で大声を響かせた。
前回大会決勝のジョコビッチ(セルビア)戦を含め、四大大会でフルセットの試合は12勝1敗。勝負強さが際立つ。「第5セットでは自分のレベルが上がる。得意で、勝つと信じている」と胸を張った。(ウィンブルドン時事)
[時事通信社]
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